釣 行 日 2006/05/13 (日)

場  所 西印旛沼 竜神橋付近

時  間 午前7.00〜午後4.00

仕 掛 け 竿10尺  道糸1.5号  ハリス0.6号 0.8号 上25cm  下30センチ   水深80センチ  針関スレ5→6号

えさ いもグルテン

釣果 40cm 〜 37cm 5匹    45cm鯉1匹   20cm鯉  計7匹     ハリス切れ 3匹(これはでかかった)


道路側から釣り場を望む。橋「なじきど橋 」  
   出ました。自己最高の40cm

 5月13日(土)私にとっては最高の釣りができた。
あれだけ、尺上のへら鮒を、一年かけて楽しみにしていたことが、
今回、とてつもない釣果となって現れた。
  

  当日の、一部始終を書き込みします。

  

  午前3時45に起床、眠い目をこすりながら、車に乗り込み印旛沼に出発した。

最近、印旛新川特集と言うホームページを見て印旛新川で大型のへら鮒が釣れることを
知った。
  

  たまには、いつもと違う場所でやってみようかと、偵察をかねて、
国道16号を通り新川方面から印旛沼へ向かうことにした。

  午前5時に新川の松保橋と阿宗橋のあいだに車を止め、様子を見た。
川幅は広く、一人だけ釣師がいた。
少し見学させてもらい、水深もかなり深いこともわかった。

  もうのっこみのへら鮒も、浅瀬から深場に戻ってきているかも知れないと、
ここで竿を出すことにした。釣台をセットし18尺の竿で深さは、3本程度、
30分餌を打ってもピクリとも浮子は動かない。

  雨もパラパラときた。やはりいつもの北印旛沼に行こうと思い
道具を、片付けて出発。カーナビ頼りに知らない道を
スイスイ、西印旛沼の風車のある竜神橋に着いた、橋を渡りきったところで、
ン・・・・細がありブラックバスの釣師が一人いた。

ちょっと見ていこうと、車を降りた。
  
  水草があり適度に、広くなっていて、いい感じ、木のパレットで釣台
が作られていて、その上で様子を見ていたら、いきなり水草の中をバシャバシャと
へら鮒のハタキの真っ最中、

 

  一瞬エッいる、と背筋がゾクゾク・・・あっちの水草でバシャバシャ・・・・・
こっちの水草でバシャバシャ・・・・すげー。

  

  目の前の水草の切れ目で、水面近くをモゾッ、へら鮒だそれも40センチはある。
スゲー今日の釣り場は決まった。

 

   こんなチャンスは俺の釣人生で最初で最後かもと、あわてて車に戻り
釣の準備を開始、雨もパラパラ、と降っていたのでパラソルもセット
  
竿 10尺 道糸1.5 ハリス 0.6 針 関スレ5号これがあとで、いかにひ弱な仕掛けであるか
思い知らされることになる。

 
  7時に餌打ちを開始
  
30分位であたりが出てきた。浮子の変な動きに合わせたら、
ブルーギルがスレで上がってきた。
  
  30分後モゾのあたりに合わせて
動かない、ナンダと思った瞬間に走り始めた。魚体が見える、へら鮒だ!
のされないように我慢したが、バレてしまった。

  見ると5号の釣針が伸びている。シマッタ針を大きいのにしておくんだった。

  あとの祭りだ。
気を取り直し、ハリスを0.8に変え関スレ6号にした。
普段から大物釣をしていないのでこれ以上大きいハリスも針もない。
これでもあとで後悔するはめになるとは思いもしなかった。

  水深が70センチと浅い性か、1回格闘すると魚がいなくなる、
30分〜一時間当たりがなくなる。
  
  

  浮子がモヤモヤして、押さえ込んだ、キタッ これも大きいへら鮒だ
水草にもぐりたがるへらを何とかこらえて玉網に入ったが、
暴れたら、こぼれそう、ゆっくり玉網を手元に持ってきたが重いこと重いこと
玉網の柄がこんなに曲がるのも初めてだ。
デカイ、玉網が小さく見える。よしフラシに入れようとしたが、
フラシはバックの中、片手で取り出して、フラシノの入り口ってこんなに
小さかったっけと思いながら、片手で持てないへら鮒を押し込もうとした瞬間
バサと暴れて、フラシじゃなくて水面にバシャ、アーッやっちゃった。
どっと疲れて、へたへたへたと座り込んだ。

  写真も、計測もしていないのに、ガックリ・・・40センチ位はあったとガックリ

  

  この一匹を釣るのに2時間くらいかかった。
  時刻はもう9時を回った。もう釣れる時間は過ぎたかと
思ったが、いるのはわかっているので、頑張ることにした。
私より、少しあとにきた、釣師がやめたらしく途中で声をかけられ、
出ましたか、と聞かれて控えめに35センチ位のが1枚来ましたと言ったら
出ましたか、それはおめでとうございます。と言われ、うれしかったが
逃げられたとは言えず、見てもらえなくて「残念!!」

  

  しかし、冷たい雨だ、五月と言うのに手が、かじかんできた。
手を懐にに入れ暖をとりながら、続けた。
のっこみ中のへら鮒は釣れないというのを、なんかの本で読んだことがある。
冷え込むと、釣れないというのも知っている。いろんなことが餌打ちをしながら
頭をよぎる。
 
  

  ただ、期待は、ここにはまだへら鮒がいると言う事実、そして雨天のため
薄暗い、川の水はお湯みたいに温かいこれらを信じてやれるだけやろうと
決心。
  
  そうこうしているときに、ツンのきれいな当たりでガッチリ、きた48センチの鯉だった。
その後、当たりがなくこれでおしまいかなとあきらめ気味。


  

  時刻は10時半 車で暖をとることにした。お腹もすいてきたのでそばにお店があったので
パンでも買ってこようと、行ったがパンは無かった。  客が少なくて、長持ちしない品は
置いて無いようだ。
お菓子と、暖かいコーヒーで腹ごしらえして休憩。

  

  再び11時半に開始した。
  3投目位にモゾの当たり、デカイ何とか玉網に入った、無事フラシに収まった。
きれいな、へら鮒だ。
  
  

  その後、20センチくらいの鯉のあと、ハリス切れが3回続いた。

  

  のされないように頑張っていると切れてしまう。
  大型の引きには、0.8号のハリスもひとたまりも無い、これが虚べらの底力、
恐れ入りました。

  これより太いハリスは無くまいったが、続行

  

  時刻は12時、
  まだ釣れる気配がある。午後一時までに38センチ級を2枚追加して

  その後は一服状態、

  

  やめようかかとも思ったが、こんな機会はまたとないので、夕方までやることにした。

  

  車で休憩後
  

  時刻午後3時に再開、一時間後、4時に38センチを1枚追加して、
私のほうが寒さでダウン終了した。

  この釣り場は、印旛沼に直結しているが、写真のように、浅く狭い2本の溝で
つながっているだけなのに、何でどこからここに入ってきたのか、不思議だった。

  この2本の水路をハタキの為に、入ってきたのだろうか、自然のなす行為は、神秘的で
恐れ入る。

  この2本の狭い水路をを先を争いながら、ハタキの場所を目指して、ここにたどり着いた
へら鮒たちに敬意を表すとともに、ありがとうの気持を伝えたい。

  こんなすばらしい一日をありがとう。











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なじきど橋」から釣り場を望む


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なじきど橋から反対方向を望む
西印旛沼・竜神橋・風車が見える。
釣り場と印旛沼は、この2本の水路で
つながっている。ここからヘラブナが
入ってきたのだろうか?


40cmのへら鮒には狭くてかわいそう。


これが本日の最高40cmです。


写真では小さく見えるけど一番小さいのが
37p


午後4時 本日最後の38p