ちょっと変わった地デジアンテナを自作してみました。
  もうすぐアナログ放送が終了します。
我が家も、地デジ用のテレビを購入し市販のアンテナを取り付け地デジの仲間入りをしました。

  画像の鮮明さ美しさに驚くと同時に凄いテレビを作ったものだと感心する。


  私は若い頃アマチュア無線をやっていた。
  無線機やアンテナを作ったり作り直したりして楽しんでいた頃を思い出す。

  今回その頃の虫がうずき始めた。暇も無いのに地デジのアンテナを作りテレビを見ていたいという思いで、
自作アンテナに挑戦してみた。

  丁度良い塩梅に23区内なので一応、強電界地区と思われるので、簡単なアンテナでも見ることが出来るのかも知れない。
 ダイポールアンテナでは簡単すぎるので、ちょっと厄介だが、5/8λGPアンテナと言うものに挑戦することにした。

  このアンテナは無指向性でアンテナを基地局に向ける必要は無いので受信できれば、置く場所だけを探せばよい。
しかし、そんなにうまくいくかな。

  下記に、アンテナが完成するまでの様子を記載しました。 

アンテナ名

地デジ用5/8λGPアンテナ

  部品は写真の通りです。

・基盤  アルミ1.5mm厚

・エレメント(ロッドアンテナ380ミリ)

・エレメント取り付け板  アクリル板3mm

・ラジアル  アルミ2mm厚 4本

・テレビ接続用フィーダ  5C2V  1.5m

・エレメント取り付け板と基盤固定用  M3 ビス、ナット

・エレメント取り付け用 M2.6 ビス

  部品はほとんどホームセンターで準備しました。


  加工が結構大変でした。

まず基盤とエレメント取り付け板を4本のビスで固定します。


 

  基盤にラジアル4本をビスで固定します。


 

  裏から見るとこんな感じです。



  ここまでくればエレメント(ロッドアンテナ)を取り付け

フィーダーを取り付ければ終わりです。

  組み立てはここまで30分も掛からなかったのですが、ロッド

アンテナの取り付けネジがM3のビスだとばっかり思って

いたのですが、M3のビスがねじっても入っていかない。

  ビス径が違うことに気がついて、作業が中断。

  次の日ホームセンターで確認してもらうことにした。


  次の日にホームセンターに行き、M3ではなくM2.6と判明

ビスを購入して完成することが出来た。

  これが完成品です。


   室内でも、ほとんどの局が映るのですが、ちょっと不安定な

ところがあるので、一階の屋根に置いてみました。

  何とか、通常のテレビは映るようになりました。

千葉テレビも何とかOKでした。

  もう少し高くするともっと感度が上がると思います。

  作った感想としては、市販の室内アンテナよりはかなり感度が

良いようです。

  ベランダに設置すれば、満足の感度と思います。


 


  これは設計図ですが、ずいぶんと見づらいですがもし作られる

方がおられましたら、参考にしてください。

  クリックで拡大します。


 

  こんな感じで受信できました。

ご覧頂きありがとうございました。

 

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